戦争の過ちを二度と繰り返さないために
「民主主義を取り戻せ! 戦争させるな!」 安倍政権 NO!! 1002★大行進
参加報告 大竹 勉
SMASH FASCISM! ABE OUT!
TAKE BACK DEMOCRACY
主催者が描いたなんかシールズ調のメッセージポスターである。10月2日夕方6時半から日比谷野外音楽堂に詰め寄った民衆は会場(収容数3000人)には入り切れず、公園内にもかなり集結していた。呼びかけたのは、首都圏反原発連合やSEALDsなどの団体が合同で企画した。
安保法制成立後のいわばデモロス感覚を排除して、政権批判のベクトルを強化維持する運動だった。その思いは、主催者の一人、中野晃一上智大教授(政治学)の挨拶からも強く感じとれた。
「民主主義が一般市民、個人個人のレベルで定着してきたようだ。国民の一人一人が自分の意思で主権者の意思を持って、時の政権の横暴に異議を訴えるようになった。今の悔しい思いを次の参院選に行動で表そう。これは人間の尊厳を守る闘いだ!」と評価した。
沖縄から駆け付けた活動家は、辺野古埋め立て反対運動の貫徹と内地の人たちの支援を訴えた。他、10を数えるほどの団体(医療福祉、反TPP、反原発等)代表者からそれぞれの立場で政権批判と国民の結束を訴えた。
集会後、午後7時半から銀座に向けてデモ行進は長蛇の列となり、夜の都心道路を出発した。法制成立後の新たなシュプレヒコールは
“野党は連帯せよ!”
参院選勝利への重要な要因は、やはり民主・維新・共産各党の選挙協力だ。枝葉末節にこだわっている場合ではない。とはいってもその後の内輪もめが一番心配だ。そして、本来的には国民一人一人が良識ある主権者意識を発揮することだ。
“選挙に行こう! 投票しよう!”
“(戦争法案)賛成議員は落とせ!”
選挙管理委員会が喜びそうな^^;文句だが、こんなシュプレヒコールを今度は上げることも必要だ。
そんな思いをしながら、家に帰れる終電車を気にしながらデモに加わった。
日比谷野音会場集会
都心道路のデモ行進