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戦争の過ちを二度と繰り返さないために
古河市9条の会ニュース ’24-12
2024年12月23日 14:43
日本被団協がノ-ベル平和賞受賞
日本被団協が2024年のノーベル平和賞に輝きました。
12月10日はスェーデンのオスロで授賞式が開催されました。核兵器廃絶を訴えてきた被爆者にとって本当に喜ばしい受賞です。
年々生存されている方が亡くなる中での受賞は最後の機会ともいえます。アメリカの核抑止論に依存し兵器禁止に参加・批准していない日本政府には、この機会に是非核禁条約への参加を希望したい。
アジア政党国際会議(ICAPP)
アジア政党国際会議は、11月21~23日にカンボジアのプノンペンで「平和と酒井の探求」をテーマに開催されました。この会議は与野党を問わず、イデオロギーの違いを超えてアジアで活動するすべての政党に開かれた平和のフォーラムとして発展してきました。 2000年のフィリピンのマニラで第1回総会が開かれ、今年は12回目。アジアの28ヵ国から49政党が参加。さらにアフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカの15ヵ国から16政党がオブザーバー参加しています。現在議長を務めているのは韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)氏です。
会では各国の代表が発言し、日本からは日本共産党の志位議長が発言。22年の「イスタンブール宣言」をさらに発展させて今回の「プノンペン宣言」では「対話の文化」を強調しASEANを「緊張緩和」「紛争防止」の平和的枠組みとして位置づけ、これを強化していくことを明記しています。
【プノンペン宣言の骨子】
- 平和文化の促進
- 対話と包摂で平和プロセスの開始と仲介
- 当事国の主導性の確保
- 対話の文化など紛争の予防。(等)
ICAPPのような組織を持っているのはアジアだけとのこと。ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのジェノサイド、レバノン侵攻などに発展させないことが目的です。今また、民族、宗教のルツボである中東のシリアでの政権崩壊は周辺国を巻き込んで益々混沌とした情勢です。各国がICAPPの精神を生かし、対話と包摂の対応を進めて欲しものです。