戦争の過ちを二度と繰り返さないために

古河市9条の会ニュース ’24-6

2024年06月25日 21:32

67回国民平和大行進へ 連帯しよう

 今年はアメリカが54年太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁での水爆実験で第5福竜丸などが被災してから70年。

1958年戦争で兄をなくした高知県生まれの西本あつしさんと故久保山愛吉さんの妻すずさんが始めた平和行進は今年で67回目。来年は広島、長崎の原爆投下から80年の年です。今年も核兵器も戦争もない平和な世界をアピールして5月6日に礼文島を出発しました。

 古河には7月3日に入り、三和スポーツセンター(14:15~行進)ー 三和庁舎(14:30 集会)ー 総和庁舎(15:20 集会)ー 古河駅(16:00~行進)ー古河庁舎まで。 7月4日は古河庁舎(9:00 集会) ー 五霞 ー 境 ー 坂東 ー常 総へと繋いで行進します。

 「一歩でも二歩でもご一緒しましょう」を合言葉にお誘い合って参加しましょう。

 

投稿 中田美佐子(みずきの街在住)

 国際ジャーナリストであり「九条の会」世話人でもある伊藤千尋さんの著書のなかで印象に残ったのは、中南米の小国コスタリカだ。

 日本の次に「平和憲法」を持った国だというが、日本と大きく異なるのは軍隊をなくしたことだ。無くした為に浮いた軍事費を教育費に充てた。その際のスローガンが「兵士の数だけ教師をつくろう」だという。国家予算の30%が教育費となり、教育大国になったという。日本は今、教師不足で大変なことになっている。この原因はどこにあるのだろうか。『宝』のような憲法を一度も守ったこともなく、9条を目の敵にして変えようとする自民党政権と『寶』と認識してない多くの国民にあるのではないだろうか。

 「平和は眠りを許さない」という宮本百合子の言葉も思い出される。日々の生活だけにかまけて暮らしていると、取り返しのつかないことになる。

 平和を願うなら私たち自身もそれなりの努力が必要だと思う。

 

 

 平和行進に、一度も欠かさず参加されていた奈良達雄さんの訃報には「9条の会さかい」、「古河9条の会」の会員の方々から故人を偲ぶお言葉をいただきありがとうございました。尚。偲ぶ会を9月以降に催す予定です。

 

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