
戦争の過ちを二度と繰り返さないために
古河市9条の会ニュース ’25-9
2025年10月03日 20:05
パレスチナ国家に対する日本政府の姿は
ニューヨークの国連本部は9月22日イスラエルによるパレスチナ地区ガザへの虐殺行為(ジェノサイド)を止めるためにパレスチナの国家承認を宣言し、21日に認めたG7の英・豪・カナダ・ポルトガルを含めパレスチナお国家承認をする国々は国連加盟の約8割となったと表明しました。パレスチナ問題解決の道はパレスチナとイスラエルがそれぞれ独立した主権国家として共存することでイスラエルに蛮行をやめさせることを示すことです。
ところが日本政府は国連総会でパレスチナとイスラエルの「2国家解決」に賛成したにもかかわらず「承認」を見送りました。このことはイスラエルに武器も資本も提供しているアメリカに呼応した姿勢であり、核兵器禁止条約に署名・批准していないアメリカ追従の姿勢を再び明らかにしました。これは日本が世界からアメリカとともに孤立の道を進むことを意味しています。
今「9条の会」として、日本政府へトランプ大統領がGDP比3.5%、年間21兆円の大軍拡を要求していることに黙って従うのか。国民の暮らしが圧迫される軍拡大増税を許すのか。「憲法は死文化」いるとして憲法9条に軍隊を書き込む改憲発議を黙って受け入れるのか。いよいよ「9条の会」は正念場に立たされています。
「講演会]のお知らせ 9条の会・ゆうき20周年記念講演会 「平和と教育」 講師:前川喜平(前文科省事務次官) 場所:結城市国府町1-1-1 ゆうき図書館・市民情報センター (結城駅北口前) |
短 歌 (まくらが短歌会より)
憤懣の極み覚えるトランプの
イラン攻撃人倫の外
(関戸)松崎 重雄
わずかなる荷物の鍋をかかえたる
ガザの子等の明日の命は
(横山町)木部 朝子
ヒロシマの高校生描く原爆絵
読み手知らせる「平和のつどい」
(野木町) 佐藤 綾子