戦争の過ちを二度と繰り返さないために

古河市9条の会ニュース ’25-6

2025年07月04日 10:37

【被爆80年】2025年原水爆禁止国民平和大行進

 5月7日に礼文島を出発した平和大行進は、7月2日に三和スポーツセンターから古河市に入ります。三和庁舎(14:30)― 総和庁舎(15:20)― 古河駅(16:00)を経て古河庁舎(16:30)まで。また7月3日には古河庁舎(9:00)での集会の後、五霞町、境町、坂東市、常総市までを古河市の主導で進めます。

 各庁舎では協力団体によるペナント交換があります。今年は北海道=東京太平洋コースに「通し行進」の渡邊正郎さんがいらっしゃいます。渡邊さんへの敬意を込め行動参加し、ともに平和をアピールしていきましょう。行動参加できない方も各庁舎での首魁に参加しましょう。


日本学術会議解体法案採決強行

 6月11日、参院本会議で日本学術会議解体法案が自民、公明、日本維新の会の賛成多数で可決されました。国会前では市民が抗議行動を行い、前川喜平元文科学事務次官は「学者だけに任せず、国民全体の声として学術会議の在り方を問い直して、正しい形にしに戻していく運動を続けていかなければならない。」と語りました。


核兵器禁止条約への参加と批准を

 日本被団協が2024年のノーベル平和賞に輝きました。被団協の方々のたゆまぬ活動に敬意をする次第です。今年の平和行進はこの受賞により活動に弾みがつくと期待されています。大いに盛り上げて日本政府の核兵器禁止条約への参加と批准を求めていきましょう。

 現在、ロシアによるウクライナ侵攻は、両国間の戦闘に発展したまま未だ収束が見えません。プーチン大統領は核使用をほのめかします、またパレスチナではイスラエルとハマスの戦闘は停戦すると思わせてすぐ再開始となり、もはやガザは瓦礫の街と化し、住民は戦火から死を免れても深刻な飢餓に苦しんでいます。

 さらにイスラエルはイランの核施設を標的に空爆するなど中東地域での緊張を劇化させており、明らかに国際法違反の行為です。中東における根深い怨磋は日本に住む筆者には理解し難いが、何とか話し合いによる平和外交は出来ないものか。最悪の核戦争に発展しないことを希求する。

 

サイト内検索

お問い合わせ先

9条の会さかい(事務局) 090-8729-3008