戦争の過ちを二度と繰り返さないために

古河市9条の会ニュース 2022.8

2022年09月01日 20:08

「国葬問題」で市教委へ要請

 古河市9条の会は、8月12日古河市教育委員会に対し、安部元総理への弔意表明の強制をしないよう要請を行いました。

 この要請は、「戦争法に反対する県西市民連合」、新日本婦人会古河支部と共同で行ったものです。吉田浩康教育長あての奈良達雄代表の要請文は次の通りです。

  
安部元総理への弔意表明を強制をしないでください。

 政府は7月27日の閣議で、参議院選挙の演説中に銃撃された安部晋三元首相の「国葬」を行うことを閣議で決定しました。
世論調査では反対が多数を占めています、国民的合意もなく、法的根拠も持たない「国葬」を強行することは、根本的無理があります。

 安部元総理は、いわゆる「森・加計・桜問題」で、衆議院事務局の調査によると、118回の虚偽答弁を行っています。主権者国民とその代表である国会議員をこれほど欺いた政治家はいません。今回の「国葬」は安部氏のこうした行為を免罪し、国を挙げて礼賛することになり、到底認めることはできません。さらに「憲法改正」をめざしていた安部氏を「志半ばで悲劇的最後を遂げた偉大な政治家」という虚像に仕立て上げ、世論を操作し、その「遺志」として憲法改悪をやり遂げようとする動きにつなげるようなことがあってはなりません。

 学校に於いて弔旗掲揚などが強制されたら子どもや教職員に弔意を押し付けることになり、憲法十九条の「思想信条の自由の保障」に抵触することになり、許されるものではありません。

 「国葬」に関して、政府、県、市当局から弔意表明を求めてくるかもしれませんが、憲法一五条「すべて公務員は、全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない」とする精神に立って対処されるよう望むものです。

 以上の理由により、以下の要請を行うものです。

一、学校、教職員、児童、生徒に対し弔意の強制をしないでください。
                                        以上

 

 

元気に平和行進

 去る7月7日、原水爆禁止大会の成功を目指す国民平和大行進が古河市に入り、古河市庁舎前で歓迎集会が開かれました。行進団を代表して、古河市9条の会奈良達雄代表が挨拶、ロシアのウクライナ侵略と核兵器使用も辞さない恫喝を糾弾、政府に対し、核兵器禁止条約の即時批准を求める、平和行進の成功に力を尽くす決意を表明しました。

 翌日の行進には、新日本婦人の会古河支部、年金組合古河支部、県西農民連、日本共産党、古河市教育委員会、古河市9条の会などから30名近くが参加、五霞、境、坂東、常総まで行進、各地で首長や議会関係者の歓迎を受け、行進参加者と交流しました。境の道の駅前では行きかう車や通行人に、核兵器禁止やロシアはウクライナから手を引けのアピール、スタンディングを行いました。




次々と「勝共」の名を取り換えて信者騙して高い壺売る    藤田 敬子

 
   

 

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