戦争の過ちを二度と繰り返さないために
沖縄・辺野古に米軍基地はいらない!!
2016年01月31日 02:49
1月29日衆議院会館前 沖縄連帯集会参加報告
事務局 大竹勉
夕暮れの雨が国会周辺の空気をより冷たくしている。辺野古新基地建設に反対する集会が1月29日午後6時半から始まった。「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」の呼びかけで約200人の人たちが集まった。傘を持つ指が冷たく痛い。カッパをかぶった参加者の雨に濡れた裾が風にあおられて寒々しい。
翁長雄志知事が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に関する埋め立て承認を取り消したことに関し、国土交通相が翁長知事を訴えた代執行訴訟の第3回口頭弁論が、この日(29日)午後2時、福岡高裁那覇支部で開かれた。翁長知事が被告本人として出廷したという。裁判で翁長知事の本人尋問と稲嶺進名護市長の証人尋問が次回弁論以降に実施されることになったそうだ。2月29日に結審する方針が示されたという。そして、早ければ3月にも判決が言い渡される見通しとなったとの報告がこの集会でなされた。
しかし、辺野古新基地建設反対運動自体は、裁判でどんな判決が出されようがそれと辺野古を守ることは別問題であると運動の指導者の一人は決意を話す。沖縄の自然を破壊する米軍基地の建設は絶対に認められないと訴える。そこからは、沖縄の基地を少しでも減らすと同時に自然環境を守ることが沖縄の平和を担保する道なのだと言っているように聞こえる。
反対住民の人たちからは、本土の人たちも是非辺野古に来て現状を見て欲しい。そこで住民と一緒に反対の声を挙げて欲しいと訴える。