戦争の過ちを二度と繰り返さないために
9条の会さかいニュース No.1
「憲法フェスティバル開催」について
憲法フェスティバル2017 ~ 日本国憲法70年 今こそ出番ますます輝け
- 5月3日(水) 憲法記念日 10:30 ~ 15:30
- 水戸市仙波公園 はなみずき広場
今年も右の通り開催されます。これまで同様に、参加者を募集しております。「9条の会ごか」「古河市9条の会」の皆さんに合流、マイクロバスをチャ―タ―して行くことを計画しております。そのためには参加者が多く必要です。
- 出発:境道の駅 午前8時
- 帰着:境道の駅 午後6時予定
- 参加費:交通費バス代として一人二千円
会場には物産展や模擬店等もあります。昼食は各自そこでとっていただきます。
参加ご希望の方は事務局大竹宛、4月23日(日)までにご連絡ください。お待ちしております。ご不明な点も併せて問合せ願います。
「共謀罪」の成立に反対します
政府が3月に閣議決定した「テロ等準備罪」は政府及び与党とその補完勢力によって早期の成立が目論まれています。その基礎となる「共謀罪」は戦前戦中に猛威を振るった悪法「治安維持法」に類似し、恣意的に国民の人権が侵害され、内心の自由が脅かされる恐れがあります。
処罰対象が広く、個人と個人がパソコンやスマフォなどでつながる現代では、いつどんな形でこの罪に問われるかも知れない危険があります。自分には関係ないと侮ってはいけません。
私たちはこの法案の成り行きに注目するとともに、成立に反対します。
「教育勅語」? とんでもない!
戦後に葬られたはずの「教育勅語」が亡霊のように甦ろうとしています。
これまで教科外扱いだった「道徳」が18∼19年度に小中校教科に格上げされることと無関係には思えません。
政府は「親を大切に」など普遍的な部分もあると容認しようとしています。
でも、旧制度下で教育を受けられた方々ならば、教育勅語の本質をご承知ですよね。
「一旦緩急アレバ義勇公ニ奉ジ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スベシ(下世話な言い方をするなら“戦争になったら天皇のために命を投げ出して戦え”って)」とする「臣民」教育でしたね。
国民主権と個人を尊重する憲法の下では「教育勅語」に居場所はありません。
「9条の会」の私たちには強い憤りを感じます。
いかがでしょうか皆さん。
「無関心」の共犯者にならないで
※(シリアの)内戦は6年を迎えた。「ユニセフ」によると、昨年少なくとも652人の子どもが殺された。
実際にはもっと多いとみられ、「シリアの子供にとってどん底の年だった」と報告した。その終わりが見えない。(中略)際限のない暴力と破壊の日々に慣れてしまったのか。
世界に現れた新たな状況に目を奪われすぎたのか。
「無関心こそ共犯者なのだ」という言葉もある。このどん底を終わらせるのは、どこかのだれかではない。(毎日新聞余禄より抜粋)
・・・新聞を閉じれば、外はのどかな春の日差し。鳥の声。でも、世界では今も子供達が死んでいく。
今、わたしに何ができるのだろうか?
「9条の会」は何ができるのだろうか?