戦争の過ちを二度と繰り返さないために

「9条の会さかい」発足の趣旨

 
 現在、憲法9条を護る会が全国に7千以上存在すると聞いております。かつては境町にも同様の会がありましたが、現在は休会の状態になっているとのことです。
古河、坂東、五霞など周辺市町にはすでに「9条の会」が存在し、護憲活動をしております。 
 このような状況の中で境の人たちの多くは五霞町に足を運び「9条の会ごか」の方々と共に活動をしてまいりましたが、境町において会を新たに発足させることでこの活動の輪を広げていくことといたしました。
 
 来年で戦後70年になります。そして、日本国の新憲法が施行(1947年5月3日)されてから、現在で67年になります。
 当時から現在に至るまで私たちの国は一度も外国から攻撃されたり、外国を攻撃したことがない平和な年月を歩いてきました。このことは、我が国が戦争放棄を謳った憲法9条を堅持していることにあると信じております。そして日本国民の誰もが9条による恩恵として平和を望んでいると信じております。
 
 ところが、現政権は従来の政府が継承してきた憲法解釈からそれて、日本を戦争が出来る国に変えようとする姿勢が目立ちます。
 日本国民であれば平和な生活を享受する権利が誰にも保障されています。その一方で私たちが平和を希求し維持する努力が求められます。子や孫たちの将来に対しても私たちには責任があります。そのために、私たちは「9条の会さかい」は平和憲法を勉強し、理解し、護りながら平和維持に寄与することを目指します。そのような事が進められる場を作り広めていくことを「9条の会さかい」の使命にしたいと考えております。

 

「9条の会さかい」申し合わせ事項


2014年11月27日 

 

1.名称 「9条の会さかい」
2.目的 日本の平和と世界の平和のために、憲法9条等を護る運動を進めます。
3.会員 「9条の会さかい」の目的に賛同する個人会員とします。
4.活動 会員の自発性に基づく活動を尊重し、「9条の会さかい」の発展に取組みます。
5.運営 世話人を置き、会の運営にあたります。
     世話人は、会の代表1名、事務局若干名を置きます。
6.財政 会の財政は寄付金で運営します。 
 
 
 

日本国憲法前文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。(1946年11月3日公布)

 

ウィキペディア

 

 

日本国憲法 第2章9条

  1. 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2. 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
 

 

 

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ニュース

2016年07月02日 23:22

2016年7月の改憲・安全保障関連の話題

参院選のこの7月は、民主主義が維持できるのか、それともできなくなるのか重要な局面を迎えることに間違いなさそうだ。放送現場(特にNHK)が政権の意図を忖度して当たり障りのない報道する。そして、この選挙に対する国民の意識も盛り上がりに欠ける雰囲気が否めない。政権にとっては思う壺と映っているのかも知れない。それ故に、新聞には特段の奮闘を期待する。  このページに掲載する話題記事のそんな悲鳴を、読んでいただいた方に感じてもらえたらと願う。(事務局 大竹)   日 月 火 水 木 金 土   &n
2016年06月30日 00:00

2016年6月の改憲・安全保障関連の話題

  6月早々から消費増税先送り絡みの参院選話題一色だ。 しかし、消費増税が争点ではない。なぜならば与野党双方が消費増税を廃止あるいは延期の方向性を訴える現状だからだ。 大多数の有権者にとっても、その方向に異論は少ないだろう。そして、安倍政権にとっても消費増税再延長は、野党の矛先を呑み込んだ有利な選挙材料になるはずだ。 だからこそ、アベノミクス破綻と憲法改正の「安倍政治」を有権者に訴えることだ。(事務局 大竹)     私たちは、この争点をしっかりと判断しなくてはならない。6月早々から消費増税先送り絡みの参院選話題一色だ。 しかし
2016年05月31日 00:00

2016年5月の改憲・安全保障関連の話題

       話題記事掲載も5月で2年目に入った。     知らせたい記事をこれからも拾い続けたい。 事務局 大竹   5月31日の話題をアップしました。   日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4  5  6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
2016年04月25日 00:00

2016年4月の改憲・安全保障関連の話題

話題記事をやり始めてから4月でもうすぐ一年になります。9条を護る私たちが注目しておいた方がよい話題を探して取り上げてきたつもりです。 このサイトの訪問者(ほとんどがリピーターでしょう)には感謝しております。カウンターは微増でもしつづけていることが励みです。新聞記事頼りから脱却できたら良いと思っていますが、ハードルが高いですね!( 事務局 大竹)   4月24の話題をアップしました。 ...
2016年03月31日 01:30

2016年3月の民主主義関連する話題から

  3月になってしまいました。テーマ性のある話題記事に絞り込んで提供できないかと考えています。<9条の会さかい事務局 大竹 勉>   3月30日の話題をアップしました。 日 月 火 水 木 金 土     1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 1
2016年02月29日 19:35

平成28年2月の民主主義関連の話題

    今までの様に、ここに話題を提供する記事が少なくなった。 2月もなんとかつないでみたいものです。 (事務局 大竹)       2月28日の話題をアップしました。 日 月 火 水 木 金 土   1 2 3 4 5 6 7 8
2016年01月27日 09:26

平成28年1月・民主主義関連の話題

    新年おめでとうと言いたいところですが、安倍政権と与党の動きを見ていることにはそんなことを言っていたら脳天気でおめでたいことになってしまいそうな年です。平和・民主主義・立憲主義のためには、先ずは時の話題を拾い上げていきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。 (事務局 大竹)       ...
2015年12月31日 21:26

12月の民主主義関連の話題

...
2015年11月30日 08:52

11月の民主主義関連の話題

  「9条の会さかい」のHPをご覧いただきありがとうございます。 保法成立後、政治の力点や国民目線ががかわりつつあるように見えます。そこで11月は、民主主義関連の話題(非民主的話題も含めてですが)を拾ってお伝えしていきます。引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。(事務局 大竹)    11/30の話題をアップしました。 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1
2015年10月31日 00:00

10月 改憲・安全保障関連の話題から

まだまだ話題ををひろい続けますのでご支援ください。(事務局 大竹)  10/31の話題をアップしました。 日 月 火 水 木 金 土         1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23

私たちについて

2015年11月13日 11:23

9条の会の活動記録

        2014年11月27日(木)午後3時~午後5時  発足式 境町木村事務所にて       参加者 14名(ごかのみなさん4名含む)/会員数14名      発足趣旨説明      憲法前文と9条読み合わせ      話題提供 憲法9条について   2015年5月3日(日)   「憲法フェスティバル」参加:戸市仙波公園はなみずき広場にて       マイクロバス貸切 ごか・さかい合同       参加者 ごか7名 さかい9名     5月30日(土)午後2時~午後4時   「憲法フェスティバル」参加報告会   

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2023年09月21日 10:27

テスト

「言葉の耐えられないほど軽さ」  三木義一氏(青学大元学長)は、政府・東電が福島県漁連に「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」との約束を反故にして海洋放出を決めたことをこう喝破した。世論に対しても、「政府の説明が不十分」に7割を超えながら、放出「賛成」が五割を超えることに疑問を投げかけた。(8月24日東京新聞「本音のコラム」)  同感だ。漁師たちは原発事故以来、風評被害で漁業を続けることへの不安に苛まれながら、後継者の行く末にも心を痛めてきた。消費者の不安を軽減しようと魚の残留放射線量も開示してきた。漁師が活路を見出す12年間だった。最近、その努力が報われつつあることも聞かれる。それが
2015年09月17日 21:04

「9条の会さかい」発信 2023.8 No.77

「言葉の耐えられないほど軽さ」  三木義一氏(青学大元学長)は、政府・東電が福島県漁連に「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」との約束を反故にして海洋放出を決めたことをこう喝破した。世論に対しても、「政府の説明が不十分」に7割を超えながら、放出「賛成」が五割を超えることに疑問を投げかけた。(8月24日東京新聞「本音のコラム」)  同感だ。漁師たちは原発事故以来、風評被害で漁業を続けることへの不安に苛まれながら、後継者の行く末にも心を痛めてきた。消費者の不安を軽減しようと魚の残留放射線量も開示してきた。漁師が活路を見出す12年間だった。最近、その努力が報われつつあることも聞かれる。それが

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